よしパパ diary

2年半の育児休業を経て、ワーキングファーザー(?!)2014年10月生まれYOSHIのパパによる育児の記録です。

情報を発信することから始まるので

昨日、「夫婦で育児していてよかったこと」を書きました。念のため、申し上げておきますが、これは決して自慢ではなく、「こうしたメリットがあるんだ」ということを記録するとともに、情報として人から見られる場所に残しておきたかったためです。

新生児の育児や家事をしている本当の「イクメン」は実際には少ないし、男性が育児に参加しているとしても、男性目線で育児について情報発信している事例はごくわずかです。だから、男性が育児について、実体験に基づく情報を知る機会がほとんどないし、その効果を知ることがありません。その結果、これまでどおり仕事を優先し、育児休業を取得しようとしないのは、今のところ仕方ないと言わざるを得ません。でも、どんな経験もそうですが、誰かが書かなければ残らないし、伝わりません。

育児を女性に任せていたら、いつまでも男性は女性の大変さを知らないままなわけで、会社や政治で制度設計する男性にそのことがちゃんと伝えられるか、あるいは女性が制度設計を担うようにならなければ、何も変わりません。最近になって、ようやく夫婦同時に育児休業を取得することが制度として認められ始めました。少しずつでも男性も育児するための制度が整えられ始めているのは、誰かがその意義や価値を伝え、それが認められ始めたから、ということなのでしょう。

たった1ヶ月でも育児に参画する機会があれば、男女間、男性間で共有されるようになり、会社や政治も少しずつ変わっていくのかな、と思ったりしています。どれだけ自分の情報発信に効果があるかわかりませんが、2年半という貴重な育児休業をいただいたわけですから、なにか残せるようにコツコツと続けていきたいと思います。

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