よしパパ diary

2年半の育児休業を経て、ワーキングファーザー(?!)2014年10月生まれYOSHIのパパによる育児の記録です。

「子どもへのまなざし」を読みました(1)

育児について、いろんな本が出ていますが、個別のマニュアル的な要素の強いものが多く、あまり読む気になれませんでしたが、この本は、子どもの心を育てるうえで心構えなどを説いています。しばらく前に、友人からいただいた書籍「子どもへのまなざし」。夜中のふとんや、YOSHIくんを抱っこして眠らせているときにちびちびと読んで、ようやく読了しました。

子どもへのまなざし

子どもへのまなざし

 

 

児童精神科医の佐々木正美先生の講演をもとにまとめられているので、話し口調がやわらかく、とても読みやすかったです。特に印象に残っている言葉は、

  • 生まれてから2才くらいまでは、その子の人間としての基礎を作る大切な時期で、しかもやり直しはきかない
  • 子どもが人を信じられるようになるかどうかは、どれだけ親がその子の要求を満たしてあげられるかにかかっている
  • 要求が満たされたからといって、わがままな子に育つわけではない

実際、子どもは、生まれてきて初めて両親という人たちと関わるわけですが、子どもは自分でできることは、何一つとしてないわけで、「関わる」といっても、「してもらう」ことばかり。それを泣いたり叫んだりしながら訴えるんですよね。それに両親が応えてくれなければ、自分が何かを行っても伝わらないということが対人意識の根幹に植え付けられてしまうのではないかという気がしています。今、よしパパがYOSHIくんに求められるままに抱っこばかりしていることの根拠にもなっています。

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