よしパパ diary

2年半の育児休業を経て、ワーキングファーザー(?!)2014年10月生まれYOSHIのパパによる育児の記録です。

それは自分が選んだこと

YOSHIくんの保育園では、毎年2月にマラソン大会が行われます。年中さんと年長さんが1km余りを走ります。練習は、前年11月から始まります。園庭を毎朝走ることから始めて、マラソン会場となる近くの野外広場で経験を積みます。

初めて11月の現地練習に行った時は、YOSHIくんも頑張ったようで、クラス15人中4位だったことを自慢してくれました。

2回目となる12月の練習の日は咳が出て、体調が今ひとつだったので、ゆっくり走っても最後まで頑張ればいいよと伝えたところ、ブービー賞でした。最後にならないようにゆっくり頑張ったそうです。


3回目、1月の現地練習の日は、また咳が。大事とって休むことにしました。YOSHIくんと一日一緒に過ごしていたら、だんだん元気になってきて、なんだ、全然大丈夫だったという感じ。朝だけちょっとゴホゴホしてただけなんだね。当日は頑張ろうねと言ってその日を終えました。

そして、ついに迎えた2月のマラソン大会当日。前夜からやっぱりまた調子が悪そうです。ずっと鼻炎気味で、風邪なのかアレルギー疾患なのかよく分からないのですが、いつもよりも調子が悪そうです。そして、YOSHIくんはマラソンできないと主張します。でも、先月もそう言われて休んだけど、大丈夫だったしなーと思って登園を諭すも、反応がよくありません。無理に連れて行って体調を崩すと良くない思い、四択を提示してYOSHIくんに判断させてみることにしました。

  1. ラソン大会に行って走る
  2. ラソン大会に行って応援する
  3. ラソン大会が終わる頃に登園する
  4. 保育園をお休みする(ただし、よしパパは一緒に遊びません)


せめて、3までのどれかを選んでくれることを期待していたのですが、YOSHIくんの選択は、まさかの「4」でした。

そうかー、そんなに行きたくないのか。ならば、YOSHIくん自身の意思で選んだ選択を尊重してみよう。YOSHIくんの勇姿を見たくて、マラソン大会応援のために取得していたお休みですが、自宅篭りに費すことにしました。

YOSHIくんは、いつものビー玉転がしで遊びますが、呼び掛けてもよしパパが遊んでくれないので、とってもつまらなそう。だらだらとしてみたり、よしパパにすり寄ってみたり。いつもなら精一杯遊んでくれるよしパパは遊んでくれません。昼食を終えて、よしパパを遊びに誘いましたが、「遊べないよ」と言うと、「あ、そうか」と理解している様子。「なんで?」と何度も訊かれましたが、「それをYOSHIくんが選んだからだよ」と説明。

嬉しくないことも自分の選択の結果だと理解してくれたでしょうか。
一日の終わりに、ずる休みしても、楽しいことはやって来ないこと、みんなはマラソンを頑張った思い出を作ることができたけど、YOSHIくんはそれを欠損してしまったことを伝えました。この選択は、YOSHIくんにとって、どんな思い出として残るでしょうか。よしパパの伝えたかったことは、いつかわかってくれる日が来るかな。

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