よしパパ diary

2年半の育児休業を経て、ワーキングファーザー(?!)2014年10月生まれYOSHIのパパによる育児の記録です。

大切なのは自分の気持ち

YOSHIくんは、クアドリラを組み立てている時も、うまくいかないことは自分でも許せないようです。論理的には正しくコースを組んでいたとしても、ビー玉がコースから外れたり、思わぬところで落ちたりすることはあるもの。自然物の営みなので仕方のないことなのですが、それは事実であっても認めたくないようです。うまくいっても、いかなくても「いえーい、全部一発で成功」と言います。よしパパママがうまくいかなくてもいいんだよ。失敗してもどうしたらいいかなと考えて、またやればいいんだよと言っても、納得できません。失敗から学ぶことは多いのになぁ。失敗を認めることから出発できるのになぁ。そんな簡単なことできるハズと大人は思ってしまうのですが、プライドの高い幼児には難しいようです。

先日、保育園でお友達2人とジャンケンをして、YOSHIくんが負けたそうです。その時、「やったー!」と言うと、お友達から「負けたのに『やったー』て言うたらアカン」と言われたそうです。YOSHIくんは負けたけど、勝ちたいと思ったのなら、言いたいそうです。確かに、「言ってはいけない」わけではない。幼児はボキャブラリが少ないし、負けた人がやったーと言うことの違和感に対して「言うたらアカン」という表現になったのかもしれません。

いつも通っている体操教室でも、うまくいかなかった時に「やったー」と言ったそうです。今度も別のお友達に「やったーと言うたらアカン」と言われたそうです。その時、先生にこんなことを言われたそうです。「言うたらアカンことはない。言ってもいい。でも、その時の気持ちはどうだ?成功して『やったー』と言った時どうだった?」「気持ちよかった...」「そうやろ。失敗して言うた時は?」「悔しい...」「そうやろ?その気持ちが大事なんや。」そんなやりとりがあったそうです。「悔しい」と言ったYOSHIくんはやや涙目になっていたとか。その悔しさと向き合って、次のステップに進んでくれることを願っています。YOSHIくんにそんな学びを与えてくれた先生にありがとう。親としても勉強になります。

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