頭の中がSkip Counting
先日、お風呂でYOSHIくんに問題を出してみました。
「体重14kgのYOSHIくん4人と、57kgのよしパパとでは、どっちが重いでしょうか?」
YOSHIくんはしばらく考えました。そして、よしパパの方が重いという答えを導きました。正解したことを褒めてあげると、YOSHIくんも本当に嬉しかったようです。
その回答を導いたプロセスを訊いてみると、こういうことだそうです。
「7は14の半分やから、7×8=56」
Skip Countingで7の倍数を覚えているだけでなく、そんな使い方も知っているのか、と少し驚かされました。
そして別の日、またお風呂で「99のSkip Counting」を自作して歌ってくれました。99の倍数を990まで英語でメロディーに乗せて聴かせてくれました。そして、その計算方法も教えてくれました。
「1と1がぽーんとぶつかって2になって飛んでいくねん」
「99は100に1足りひんから、どっかいくねん」
なんだかよくわからない解説でしたが、頭の中で起こっていることを一生懸命言葉にしてくれました。どうやら、YOSHIくんの頭の中では、Skip Countingの動画のように数字が生き物のように活動しているようです。
お風呂では、たびたび「○○のSkip Counting」を歌ってくれます。うっかり聞き漏らすと、正しく歌っているのか、ふざけてわざと違う数字で歌っているのかわかりません。よしパパはYOSHIくんの体を洗いながら、頭を回転させて計算問題を解かされています。
YouTubeでSkip Countingを見過ぎたかなという気もしますが、Skip Countingを通して、YOSHIくんの頭の中にひとつの世界が生み出されているようであります。この世界は、これからどんなふうに変化していくのか、よく観察していきたいと思います。