よしパパ diary

2年半の育児休業を経て、ワーキングファーザー(?!)2014年10月生まれYOSHIのパパによる育児の記録です。

仮説を考えます

YOSHIくんは、あまりテレビを見ませんが、数少ない視聴番組、Eテレの「0655」と「2355」は、だいたい見続けています。「0655」が始まる頃には、以前は起きていたのですが、最近は寝るのが遅くなるのに従って朝も遅くなり、放送を見ることができなくなっています。「2355」の放送は深夜のため、いつも録画しています。その「2355」では、「仮説」のコーナーがあります。「ぎゅうぎゅうに詰まっている爪楊枝は、製造工程でどのようにケースに入れるのか」「お餅がぷくーっと膨らむのは何故か」など正解の分からないことについて、いろいろな想像を膨らませます。

YOSHIくんはおしゃべりです。逆に、どんなことにも「なんで?」とよしパパママに尋ね、よしパパママを困らせたりもします。きちんと説明してあげられることもありますが、よしパパママが説明できないこともあります。そんな時は、一緒に仮説を考えたり、YOSHIくんの仮説を尋ね返したりします。うまく完璧な説明で理解させるよりも、YOSHIくん本人が考え、自分の答えを導くためのお手伝いをしていくことが大切なんだと思っています。

YOSHIくんも、日頃から出会う社会の仕組みや現象について、想像を膨らませているようで、何故そうなっているのか仮説を立てて説明してくれます。「信号機が高いところにあるのは、自動で変わるので人が操作しなくてもいいから」とか、自転車置き場のスタンドの高さについても説明してくれました。

もちろん、大人の目線で考えると、それだけじゃないんだけどな、と正解を教えてあげたくなりますが、ここはグッと堪えてYOSHIくんの仮説に聞き耳を立てます。その仮説が正しいかどうかは別にして、ある側面において、理に適っていることを評価してあげるようにしています。YOSHIくんが今まで培ってきた知識とボキャブラリで懸命に持論を伝えようとしていることは、とても尊いこと。一生懸命言葉を探して、説明しようとすることで、思考と言葉が繋がり、論理を展開し、世界は広がっていく。そんなことを信じて今日もYOSHIくんの言葉に耳を傾けます。

f:id:yoshipapan:20200216234457j:image