お絵描きもピタゴラ装置です
4月に入ってから、YOSHIくんは保育園でお絵描きをする機会が増えているようです。週に何回か、お絵描きしたものを持って帰ってきます。筒状に丸められて、「見たい?家帰るまで我慢できる?」と焦らされながら自宅へ帰り、興味深げにその絵の設計について話を聞きます。この坂道を、どんなふうに玉が転がってゴールへたどり着くのか、得意げに説明してくれます。
先日、大きなホワイトボードのある場所へ行くと、ボードいっぱいに装置を描いて見せてくれました。重力に逆らって、やや不自然な動きをする部分もあるのですが、それはまだ突っ込まないことにして、楽しげに見せてもらっています。
保育園から持ち帰ってくる絵は、最近はさらに趣向が凝らされていることがあります。装置の一部として数字が描かれていて数字の上をボールが転がっていきます。そんな絵を遠くに暮らすいとこに送ってみたりもしました。
さらに、独創的なあみだくじの日があったり、算数の計算式になっている日もあります。普通のお絵描きはやっぱりしないようです。まぁ、型にはまればいいというわけではないと思うので、個性を活かして自由に描けばいいのですが、この趣向はどんなふうに発展していくのでしょう。