よしパパ diary

2年半の育児休業を経て、ワーキングファーザー(?!)2014年10月生まれYOSHIのパパによる育児の記録です。

ギターやめる!

今年6月に2回目の発表会を経験し、毎週のギター教室通いを続けています。

そんな中、9月に転機が訪れました。

ギター教室の先生に頭を叩かれ、YOSHIくんは激怒したのです。

 

先生の気持ちもわからないでもないです。いつもふざけてばかりで、集中できない。そこそこ弾けるのですが、集中しないから簡単な曲でもミスをする。ちょっとした隙があればふざけたり道具で遊びだしたりする。その日は、ちょっとした弾みに、ギタースタンドをYOSHIくんが蹴ったように見えたのです。その態度に先生は怒ったようです。YOSHIくん本人は「足が当たっただけ」と弁明しますが、果たしてどうだったのか。

 

かねてから、よしパパはYOSHIくんに「頭は大事な部分だから絶対に叩いてはいけない」と教えてきました。YOSHIくんが冗談でよしパパの頭を軽く叩いた時でも、よしパパはわりと強く叱りました。YOSHIくんは、そんなことでそんなに怒られるのか?と驚いた様子でした。それを通して、「頭を叩くことはいけないこと」と強く意識づけたのかもしれません。

 

そんなYOSHIくんの頭を先生が叩きました。わりと強めに。親の私達でも叩いたことのない頭を。

YOSHIくんは涙目で「頭叩くな!」と先生に叫びました。レッスンはそのまま終了時刻までなんとか続行しましたが、先生もイライラしていたことに目が覚めたのか、最後にはYOSHIくんにすごく優しくなりました。

 

そのレッスンを終えた後、YOSHIくんは泣きながら「ギターやめる!」と怒りと悔しさを露わにしていました。YOSHIくんにとっては、これまで生きてきた中で最大の事件だったと思います。よしパパもあんなに怒った姿は見たことがありませんでした。先生への信頼が崩れたら、もうレッスンは受けることができないとしても仕方ないとさえ思いました。

 

3年ほど前だったか、YOSHIくんがふざけた時によしパパの頭をぽんと軽く叩きました。その時、よしパパは「頭は大切なところだから叩いてはいけない」と強く叱りました。YOSHIくんにとっては、冗談のつもりだったのに強く叱られたことは驚きで、ずっと覚えていたのかもしれません。それ以降、頭を叩くことはありません。

 

あんなにふざけていても、大切な教えと思ったことは踏み外さないように、心に留めて行動していたのではないかと想像しています。それを先生に冒されたことが相当ショックだったと思います。

 

幸い、その後しばらく休校週が続いたため、YOSHIくんの怒りも収まり、先生と話をする機会も得ることができました。

YOSHIくんには、先生も反省していること、YOSHIくん自身にも非があることなどを話し、ゆっくりと熱が冷めるのを待つことができました。

 

その後、YOSHIくんも先生もその傷跡を治めるように、YOSHIくんはレッスン態度を改め、先生は少し丁寧にレッスンしてくれるようになり、以前よりも良いレッスンができるようになったと感じています。

ショッキングな出来事でしたが、やめずにそれを乗り越えてよかったと思える事件でした。