よしパパ diary

2年半の育児休業を経て、ワーキングファーザー(?!)2014年10月生まれYOSHIのパパによる育児の記録です。

黄色いレシートが嬉しい

 WAONでお買い物することは、すっかりYOSHIくんの日課になりました。YOSHIくんを外に連れ出したいときは、「WAON行こうか」と言えば、だいたいOKです。 

自宅では、「WAONごっこ」がブームです。お店やさんのカードを見ながら、お店の人に扮したよしパパママから、WAONを持ったYOSHIくんがお買い物します。YOSHIくんが買うと言ったものの値段をよしパパママが「500円です!」などと伝え、YOSHIくんがカードリーダーに見立てた積み木に実際のWAONカードをかざし、お買い物します。お花やさんでも、おもちゃやさんでも、だいたい買うものは、何故かお店の「扉」だったりするのですが、最近は本屋さんで本を買うことも増えてきました。

実際のお店で、WAONカードをかざし、レシートを受け取るのはYOSHIくんのシゴトです。先日、黄色いレシートを受け取り、いつもと違うハレ感があったのでしょうか、妙にテンションが上がったようです。それ以来、「今日は黄色いレシートかな?」とか言いながらWAONに向かうようになりました。そして、それ以来、WAONごっごにも黄色いレシートのやりとりも始まり、すこしリアリティが増したかもしれません。

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感謝も遠慮もいらない

今は、一生懸命YOSHIくんのご飯を作っても食べなかったり、ケアしていてもそれを妨げるようなことしたり、「この恩知らずめ」と思ってしまいます。でも、だからといって感謝してほしいかというと、そんなこともありません。きっと、もっと時が経って「1/2成人式」くらいの頃になると、「お父さん、お母さん、ありがとう」などと言わされるのかもしれないけど、そんなこと言わなくてもいいです。よしパパママの親としての思いや苦労なんて、想像もつかないでしょう。それがわかってからでいいです。

よしパパのパパママは、よしパパにいろんなことをしてくれました。でも、恩返しなんていらないと言います。だから、よしパパは、YOSHIくんが楽しく生きていくために、できる限りのことをします。よしパパがいいと思っていることは伝えていきたいし、よしパパのようになってほしくないことは、そうならないように。

YOSHIくんは、よしパパママに感謝なんかしなくていいので、よしパパママに遠慮なんかせず、自分の興味や好奇心を最大限に伸ばして、全力で生きてください。それが子どもの務めです。子どもが精一杯生きられるように頑張るのが、親の務めです。

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キモチワルイと感じてくれるかな

よしパパの長かった育休も、あと1ヶ月を残すのみとなりました。この2年半の間、母親に代わってガッツリ育児している父親に出会うことはできませんでした。それだけ、YOSHIくんは貴重な経験をしたことになるかもしれません。

父親だからといって、育児のクオリティを下げて許されるものではないだろうと、一生懸命がんばりました。でも、父親だからできたことって、果たしてあるのでしょうか。父親がやってよかった、という面もあったらいいなと思っています。YOSHIくんはどんなふうに感じているでしょうか。

よしパパは、YOSHIくんの安心できる場所を作ってあげることを大事にしてきました。そのため、かなり手厚い育児をしてきました。場合によっては、それ甘えさせすぎじゃね?と思われるような面もあったと思いまが、今はきっとそれでいいと思っています。誰しも、いずれ否が応でも、社会に出て様々な課題と向き合わなければならない。でもきっと、安心できる場所があるから、そこを拠点にして外へ飛び出して行けるのです。今は、YOSHIくんのそんな拠点を作る時期だったと思っています。

4月から、最初の社会、保育園へと出発します。色々な友達や行事に出会い、イヤなことも増えるだろうけど、おうちに帰って甘えたら、また頑張りに行くのです。男の子なので、いずれ、いつまでも父親に甘えるのは、自分でもキモチワルイと感じてくれるでしょう。だから、突き放さなくても、厳しいことを言わなくても、自分で頑張って行く、そんなふうになってくれると信じています。

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YOSHI語録

YOSHIくんの場合、「台所」は「ダイコロ」です。どんな幼児もそうだと思いますが、舌が回らなくて言えないわけでもないのに、そういうふうに覚えてしまっている言葉がいくつもあります。

聞き慣れた言葉に置き換えて発話しているのでしょう。「すべり台」は「すればいい」です。微妙に似てますが、全然違う言葉です。よしパパがそんな言葉を使っていたんだろうなぁと思ってしまいます。ヘンな言葉を使ってなくてよかった。

ピタゴラスイッチに出てくるキャラクターの「フレーミー」は、「ほんまにー」です。全然違います。長音を除くと一字たりとも一致していません。でも、語感が似ていたんでしょうね、YOSHIくんにとっては。以前、お風呂上がりにしっかりミルクを飲んで、ベッドで絵本を読んで、さて寝ようかというときに、YOSHIくんが「ミルク飲む」と言ったときは、「えーっ」と驚く代わりに「ほんまにー?」とよしパパは力強く言っていました。それが印象的だったのでしょうか。

そして、「破れない」は「やばい」です。「鬼のパンツ」を歌っているとき、「5年履いてもやばいー、10年履いてもやばいー」と歌っています。確かに、10年も同じパンツを履いていたらヤバいことになりそうです。

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静かに興奮してます

先日、木のおもちゃのイベントに行きました。会場には、木のおもちゃがいっぱい。親子連れが所狭しと陣取り、木のおもちゃで遊んでいました。

YOSHIくんもシーソーを木が転がるおもちゃがお気に入ったようで、表情を変えずにひたすらそれで遊んでいました。会場に着いたのは11時頃でしたが、12時を過ぎて「お弁当を食べよう」と誘っても、全く応じてくれません。表情が変わらないので、そんなに楽しくないのかと思いきや、そうでもないようです。YOSHIくんの中では、何か燃える物があるのでしょう。

結局、お弁当を食べることができたのは、14時を過ぎてから。ようやく、空腹に気付いたのでしょうか。お弁当を食べて帰ろうとすると、「もっと遊ぶ」と言ってまたそのおもちゃのところへ行ってしまいました。

楽しいときは、笑ったりはしゃいだりするのではなく、表情をを変えずにひたすら遊ぶ。先日の児童館でも同じようなことがありました。YOSHIくんは熱中しているのでいいかもしれませんが、こちらは昼食が食べられず、困ってしまいます。

でもまぁ、楽しいことを見つけられたのなら、それは収穫です。

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肩でバイバイします

1才になる前から、バイバイは得意でした。

 次第に、こんにちはもできるようになりました。

何も考えずに挨拶していたころは、それでよかったのですが、人見知りするようになり、人には挨拶しない時期もありました。 

そして、最近は肩でバイバイします。朝、よしママをお見送りするとき、右手でバイバイしたり、左手でバイバイしたり、ときには足を使うこともあったり、いつも違う方法を試しているようです。そこで落ち着いたのが、肩でバイバイ。手を振る代わりに、両肩を上下に動かし、バイバイしているそうです。説明してわかってくれる人は笑ってくれるのですが、エレベータでたまたま一緒になった人や通りがかりの人には、なんのことだかわかりません。YOSHIくんなりの独創的な挨拶なのはいいのですが、もう少しユニバーサルな挨拶にしてほしいです。

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数字を書きます、読みます

数字、文字を読むのが得意なYOSHIくん、数字を書く練習もしています。

最近は、2画の数字も、いつものお絵かきボードに書き順通りにかけるようになってきました。

でも、お絵かきボードに絵を描くことは、まずありません。よしパパママが、スケッチブックにクレヨンで絵を描くのですが、YOSHIくんのリクエストは、いつも駒の絵。あるいは、数字をいっぱい書くことだったりします。

道を歩いていると、道路標識やお店の看板などから数字を見つけ出し、数字を読んでよしパパの反応を待ちます。どこの数字を読んでいるのかわからないことがあるので、外出すると油断することができません。

先日、コンビニの前を通ったときに、入口の横断幕に「サクッとジューシー」と書いてあるのを見て、YOSHIくんが「さく」と言ったので、よしパパが全部を読んであげると、「さくっと いち・しー」言い直しました。たしかに、「じゅうしー」は「14」であります。

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テレビは自分で消します

昨年の秋頃は、YOSHIくんの食事を作っている間、テレビを見てもらっていたので、食事の時間もそのまま消せずにいることが多くなっていました。テレビをつけない日もないわけではなかったのですが、しばらく待っていてほしいときについこちらがつけてしまうこともあり、テレビとのつきあい方に悩んでいました。

でも、最近は「食事のときはテレビを消そう」とYOSHIくんと話し、消してくれたことを褒めてあげたからでしょうか、自らテレビのスイッチを切り、食卓に座ってくれるようになりました。まだ料理している途中なので、もう少し見ていていいよ、というときもあるのですが、彼の自発的な行動を頼もしくも思います。

 自分のシゴトと思っていることは、自分でやらないと気が済まないYOSHIくん。

しばらく前まで、お片付けもほとんどしなかったYOSHIくんですが、よしパパがお片付けを始めると、率先して動いてくれるようにもなりました。

そんな彼の意欲をうまく生かしてあげることで、いろんな行動ができそうな気がします。

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生活音もよく聞いてます

昨日に続いて、一汁一菜考です。
一汁一菜でよいという提案」の中で、著者の言っていたことで印象に残っていることがまだあります。料理を作るときの音、匂い、気配は、子どもに親の愛情と安心感を与えるものであると。

よしパパのママは、よしパパの子どもの頃からずっと、いつもだいたい決まった時間に料理を始め、夕食の時間に間に合うように作ってくれていたことを思い出しました。その間、確かによしパパは自室で台所の音を聞いていました。毎日当たり前に聞いていた音ですが、それが安心感につながっていたように思います。

今、よしパパはYOSHIくんの料理を作るようになりました。YOSHIくんが遊んでとせがんでくるときもあれば、リビングで独り遊びして待っていてくれるときもありますが、いずれにしても、目の前のキッチンでよしパパが料理を作っている音を聞いていることでしょう。

保育園へ行くようになると、夕食は作ってからお迎えに行った方が、遊んでとせがまれることがないので楽なのかなと思っていましたが、その選択は違うようです。少々面倒でも、YOSHIくんと時間、場所を共有し、その音、匂い、気配を感じてもらうことの方が大事に思えてきました。

普段でも、YOSHIくんは生活音には敏感に反応します。自分のシゴトだと思っているおむつを入れるバケツを閉める音が聞こえると、自分が入れるのに!と主張します。洗面所で水を流す音が聞こえると、よしパパに抱っこをせがみます。何も言わなくても聞いてる音もいっぱいあるし、それを通して感じていることもいっぱいあるのでしょう。

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「一汁一菜」でいこう

アレルギーの多いYOSHIくんには、今のところ、加工食品はほとんど食べてもらっていません。朝食はよしママが作ってくれているので、毎日の昼食と夕食ほぼすべて、よしパパの手料理ということになります。でも、YOSHIくんと二人で過ごす日中に、あまり時間をかけてつくっていられるわけもありません。

そこで、料理を短時間で済ませる手段として、「具だくさんの味噌汁」を多用しています。栄養バランスさえ考えて具材をふんだんに盛り込めば、豚汁やお鍋と同じで、あれやこれやとおかずを作らなくてもいいのでは?と思っています。

そこへ、料理研究家の土井善晴さんが「一汁一菜でよいという提案」をされていました。

一汁一菜でよいという提案

一汁一菜でよいという提案

 

 今の日本の食卓は、「ケ(日常)」と「ハレ(特別な日、祭り事)」の料理を混同させていることを著者は指摘しています。そう、毎日そんなに華やかな食事をしなくてもいいのでは?と思わせてくれます。毎日を慎ましく暮らす中で楽しみを見出す家庭料理は、子どもとの関わりを感じる媒体でもあります。YOSHIくんの食事を毎日作っていくなかで、大切にしたいことを気付かせてくれました。

今、よしパパが作るYOSHIくん食事には、いつも3〜4種類の具材の入った味噌汁がメインになっています。それ以外に、お魚や炒め物が加わることもありますが、お味噌汁だけの日もあります。それでいいんだ、と思わせてくれる一冊でした。

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インフルエンザの後遺症?

先月、よしママとYOSHIくんがインフルエンザにかかってしまいました。よしパパは普段通りに動くことができたので、家のことはなんとかなりました。よしママもかかったとはいえ、タミフルを飲んでひと晩寝たら随分良くなったので、仕事に行けないよしママがYOSHIくんの介抱をしてくれて助かりました。

一方、YOSHIくんはインフルの症状が出ている間はとても辛そうでした。熱が下がらない間はぐったりしていたので、力なく「だっこ...」と言われると、長時間抱っこし続けざるを得ませんでした。胃腸もやられていたようなので、少量のミルクやすりおろしりんごをこまめに飲むことで、空腹をしのいでいました。

そして、程なくYOSHIくんのインフルエンザも回復しました。でも、すぐにYOSHIのその甘やかしモードが解消できるわけではありません。YOSHIくんがちょっと退屈になったり、よしパパにかまってほしくなると、家の中で「だっこ」といって廊下などをうろうろさせます。よしパパがお昼ご飯を作っている最中に、キッチンを訪れて「りんごたべる」と主張します。しばらくそれが当たり前になっていたから仕方ないと思いながらも、その対応に苦慮しました。

でも、日常を取り戻すと、インフルにかかる前よりもパワーアップしたのでしょうか。以前よりも多弁で、おかしなことを言ってよしパパを笑わせようとすることも増えたようにも思えます。元気なのはいいですが、こちらも気を抜けない毎日です。

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ドミノがおもしろい

ピタゴラ装置にもよく出てくるので、しばらく前に子供用のドミノを買ってみたのですが、YOSHIくんは意外と興味を示しませんでした。なので、しばらく役に立たなかったのですが、積み木倒しをしてみてから、いろんなものを倒すことで遊び始めました。

まずは積み木倒しから始まり、消しゴムを経て、ドミノにたどり着きました。やはり、大きく、立てやすいものから次第に段階を経るようです。

たまに、キッチンで台所用洗剤たちを倒そうとしたり、個包装のおまんじゅうを倒そうとしたり、その応用範囲は更に広がっていますが、それも挑戦のひとつで、おもしろいのでしょう。

結局、ドミノにハマりだし、坂道を転がるビー玉でドミノを倒すという組み合わせ遊びもできるようになってきました。うーむ、いかにもピタゴラ装置的です。

ドミノを立てるには、ドミノ間の距離やまっすぐに並べることも考えないと行けないので、指の巧緻性を育むのにも良さそうです。できればもう少しハマってもらいたいと思っています。

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ツッコミを期待してます

昨年夏頃まで、カレンダーで遊んでいたYOSHIくん。

ブームが一度去ったようでしたが、最近はまた毎日「かんれんだー やる」と言ってカレンダーを指さして遊び始めます。これで遊んでいると、「25はどれ?」などと問題をよしパパを拘束できるからでしょうか。

最近、よしパパママを笑わせることが楽しいようで、わざと間違えたりするので、戸惑うことがあります。カレンダーでは、本当に間違うことはないと思うので、間違った数字を指したりしたときは、一瞬「えっ?」と思ってしまいますが、ツッコミを期待しているようで、「それは24だよ」と楽しそうに言うと、とても嬉しそう。

右と左を間違ったり、「手をたたきましょ」を「手をたたきまほ」と言ったり、本当に間違っているのかツッコミを期待しているのか、微妙なときもあります。ちょっとコミュニケーションが高度になってきたと言えるのでしょうか?よしパパとしては、会話を適当に流せないし、楽しそうにツッコまないといけないので、なかなか気が抜けません。

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「P」に濁点を付けると?

知っている言葉を使って、おふざけすることが多くなってきました。わざと言葉を間違って言ってみたり、言葉どうしを組み合わせて新しい言葉を作ってみたり。救急車の音を聞いて、「ピーポーピーポーって鳴ってるね」というと、「ビーボ—ビーボ—」と言って笑ってみたり。「おはじき」を「おはじか、おはじこ」などと言ってみたり。

最近のお気に入りは、ありえない文字に濁点を付けて発音することです。たとえば、アルファベットに濁点を付けています。「M」に濁点を付けて、「ドゥクドゥクドゥク」と発音するそうです。「N」に濁点を付けても同じだったりするのですが。

濁点の位置も、右上に2つ付けるのではなく、上下に1つづつ付けたり、少し離れたところに付けたり、常識にとらわれないので独創的です。あるいは、単語全体に複数の濁点を付けることもあります。「ヤッホー」は「アアーイャ」だったでしょうか。「P」に濁点を付けたときは、「ビー(B?)」だそうです。それはある意味正しいかも。

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数字を書く練習してます

YOSHIくんが知らない言葉を聞いたときは、「じーかく」と言って、よしパパにお絵かきボードに字を書かせます。そして、時々、言葉ではなく数字を書かせることもあります。

先日、2桁の数字が書かれたマグネットで遊んでいるときに、その数字をお絵かきボードに書くことを求めました。数字なら、YOSHIくんでも練習すれば書けるのでは?と思い、「YOSHIくんも一緒に書いてみようか?」と言って、その数字を一緒になぞってみることにしました。すると、楽しそうに書き始めました。独力で書ける数字は少ないですが、よしパパが一緒にペンを持ってなぞってみると、上手に書けるので、YOSHIくんもごきげん。

でも、YOSHIくんが一人で書くと、うまくいくときとそうでないときがあります。大切なのは、書き始めの位置と書き順。画の途中から始めると、元へ戻ろうとするときに線が乱れます。大人は毎日あたりまえに書いていますが、YOSHIくんにとっては、新鮮な図形のようなものかもしれません。正しくきれいに書くには、書き順ってやっぱり大事と改めて感じさせてくれます。

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