よしパパ diary

2年半の育児休業を経て、ワーキングファーザー(?!)2014年10月生まれYOSHIのパパによる育児の記録です。

授業参観がありました

入学から一週間経った日に、早速授業参観がありました。

その授業は、2回目の算数の授業で、まだ数字も出てこない、無造作に転がっているバケツやボールのどちらが多いかを比べる方法を試行するものでした。それぞれの物どうしを線で繋いだり、同じ色のおはじきのようなものを置いたりして、どちらが多いか比べていました。

先生に言われたとおりに、机の上に筆箱、教科書、算数のお道具を置き、先生に言われたとおりにページを開きます。先生が問いかけたら、生徒たちは無言で右手を挙げ、先生に当てられた人は「はい」と返事をして、椅子を机に入れて、黒板まで出てきて、線を繋いでいました。座っている人は、手を膝の上に置く。担任の先生は、段取りよく、丁寧に、授業は終始スムーズに進んでいきました。

司令官の言う通りにオペレーションをしていれば、自ずとその意味は理解されるはず。教育する側は、指導要領に沿って指導しているので、理解していない人がいたとしたら、それは司令官の言った通りにしないから。日本の戦後教育では教え方をしてきたのでしょう。司令官が指導要領を演じることによって、文科省は国民に教育を施す責任を果たしている。そんな文科省の正当性を担保するための授業のように見えました。

YOSHIくんは、先生に言われたとおりにオペレーションするはずがありません。補助教員の先生がやってくると、たいそうつまらなそうに「1年生の算数するのイヤ」と何度も漏らしていました。無理もありません。YOSHIくんは品行方正に育ってきたわけではなく、むしろYOSHIくんは自由に学んできたのですから。

私立なら、個別対応でもしてくれたかもしれませんが、公立の小学校に入ったのだから、仕方ありません。思考停止して、先生に言われた通りにオペレーションすることで、YOSHIくんの学びに障害が出ないだろうか?これから毎日、どんな気持ちでYOSHIくんは算数の授業を受けていくことになるのか。自分で楽しみや学びを見つけてくれることを願う授業参観になりました。

自宅では、その分YOSHIくんの力が発揮できる場を作ってあげないといけないと感じさせられました。楽しく勉強しようね。

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