よしパパ diary

2年半の育児休業を経て、ワーキングファーザー(?!)2014年10月生まれYOSHIのパパによる育児の記録です。

ギターやめる!

今年6月に2回目の発表会を経験し、毎週のギター教室通いを続けています。

そんな中、9月に転機が訪れました。

ギター教室の先生に頭を叩かれ、YOSHIくんは激怒したのです。

 

先生の気持ちもわからないでもないです。いつもふざけてばかりで、集中できない。そこそこ弾けるのですが、集中しないから簡単な曲でもミスをする。ちょっとした隙があればふざけたり道具で遊びだしたりする。その日は、ちょっとした弾みに、ギタースタンドをYOSHIくんが蹴ったように見えたのです。その態度に先生は怒ったようです。YOSHIくん本人は「足が当たっただけ」と弁明しますが、果たしてどうだったのか。

 

かねてから、よしパパはYOSHIくんに「頭は大事な部分だから絶対に叩いてはいけない」と教えてきました。YOSHIくんが冗談でよしパパの頭を軽く叩いた時でも、よしパパはわりと強く叱りました。YOSHIくんは、そんなことでそんなに怒られるのか?と驚いた様子でした。それを通して、「頭を叩くことはいけないこと」と強く意識づけたのかもしれません。

 

そんなYOSHIくんの頭を先生が叩きました。わりと強めに。親の私達でも叩いたことのない頭を。

YOSHIくんは涙目で「頭叩くな!」と先生に叫びました。レッスンはそのまま終了時刻までなんとか続行しましたが、先生もイライラしていたことに目が覚めたのか、最後にはYOSHIくんにすごく優しくなりました。

 

そのレッスンを終えた後、YOSHIくんは泣きながら「ギターやめる!」と怒りと悔しさを露わにしていました。YOSHIくんにとっては、これまで生きてきた中で最大の事件だったと思います。よしパパもあんなに怒った姿は見たことがありませんでした。先生への信頼が崩れたら、もうレッスンは受けることができないとしても仕方ないとさえ思いました。

 

3年ほど前だったか、YOSHIくんがふざけた時によしパパの頭をぽんと軽く叩きました。その時、よしパパは「頭は大切なところだから叩いてはいけない」と強く叱りました。YOSHIくんにとっては、冗談のつもりだったのに強く叱られたことは驚きで、ずっと覚えていたのかもしれません。それ以降、頭を叩くことはありません。

 

あんなにふざけていても、大切な教えと思ったことは踏み外さないように、心に留めて行動していたのではないかと想像しています。それを先生に冒されたことが相当ショックだったと思います。

 

幸い、その後しばらく休校週が続いたため、YOSHIくんの怒りも収まり、先生と話をする機会も得ることができました。

YOSHIくんには、先生も反省していること、YOSHIくん自身にも非があることなどを話し、ゆっくりと熱が冷めるのを待つことができました。

 

その後、YOSHIくんも先生もその傷跡を治めるように、YOSHIくんはレッスン態度を改め、先生は少し丁寧にレッスンしてくれるようになり、以前よりも良いレッスンができるようになったと感じています。

ショッキングな出来事でしたが、やめずにそれを乗り越えてよかったと思える事件でした。

 

ポイント制は効きました

YOSHIくんが夏休みをどう過ごすかは課題でした。

放っておけばいつまでもiPadやScratchで遊んでばかりで、全く外に出ようともしないし、どこへも行きません。まぁ、外で遊ぼうと言っても、暑すぎて自宅前の公園には誰もいないし、仕方ないですが。視力の低下と姿勢の悪化などの悪影響をこのまま放置するのも親として責任を感じてしまいます。

一方、生活に必要な当たり前のことは全然できていません。朝起きてから顔を洗うことも嫌がるし、歯磨きも面倒だし、起きてからダラダラして、なかなか次の行動にも移れません。

そもそも、ゲームのやりすぎ防止策と日常生活の当たり前のことをすることは別問題ですが、この行動ができれば10ポイントなどと決めて、そのポイントに応じてiPad時間が与えられるという制度を導入してみました。

すると、意外とYOSHIくんのモチベーションアップにつながったようで、朝ごはんの後、自分のお盆を下げたり、すぐに歯を磨いたり、「これで20ポイント!」などと喜んでやってくれるようになりました。料理などのお手伝いなどを頑張ってくれる日もありました。

「1ポイント=1分」として、iPad時間がゲットできるルールにすると、それを獲得するために行動を起こすことができるようです。子供にとって、「日常生活のゲーム化」は、一定程度効果があるようです。

そのルールは、夏休みを過ぎても有効で、ときどき約束時間を超えて遊んだりもしますが、よしパパママとYOSHIくんの間で、気持ちよくiPadゲームをするための合意事項として活かすことができています。ただ、学校のある平日に、朝7時に起きること、朝食のお盆を下げること、歯磨きをすることだけで30ポイントもゲットされてしまうと、多すぎるので、平日はポイント半減という扱いにしています。

そんな動機がなくなっても、ちゃんと生活することが習慣づいてくれればいいのですが。

 

奈良旅行に行きました

GWの話ですが、よしパパママとYOSHIくんの3人で奈良旅行に行きました。

以前、なぜか「大仏を見たい」と言ったことがあり、さすがにそんなに歩けないだろうと思って東寺でごまかしたことがありました。今も大仏を見たいわけではないようですが、それを口実に連れ出そうという魂胆です。

なかなか外へ出て遊ぼうとしないYOSHIくんを連れ出すのは大変です。GWに時間のあったよしパパママは思い立って家族旅行というイベントを作り、近場の旅行に行くことにしました。

YOSHIくんは、奈良駅に着いてからホテルに着くまででも歩くのに疲れたなどと言います。「まだー?」「長いー」とボヤくYOSHIくんを連れて頑張って歩きます。

鹿の存在にもそんなに興味ありません。よしパパは小学2年くらいの時に鹿せんべいを鹿にあげている写真が残っていました。でも、同じことをYOSHIくんがしてくれるとは限りませんね。

一応、YOSHIくんは大仏様を拝んで、ホテルへ帰るまで、無事に歩くことができました。こんなに歩いたのは初めてだったと思います。よくがんばりました。

夕食のお店を探している時、一瞬YOSHIくんが行方不明になりました。どこもお店が混み合っていて、あちこちお店を探している時に目を離したら、はぐれてしまい、YOSHIくんは来た道を戻ってよしパパママを探していたのでした。すぐに見つかって良かった。

翌日は、生駒山の遊園地に行きいました。よしパパも小学2年の時によしパパのパパに連れてきてもらいました。この遊園地に併設されたボーネルンドの遊び場は、YOSHIくんが1歳くらいの時にできた施設。かねてから行きたいと思っていたのですが、ようやく願いが叶いました。でも、小学生になったYOSHIくんには、もうサイズアウトだったかもしれません。

遊園地の醍醐味とも言える行列を待ち、いくつかのアトラクションを楽しむことができ、YOSHIくんもいい思い出ができたかな。何か心に残っていてくれたら嬉しいです。

 

サイズアウトかな

YOSHIくんは、小さい時からボーネルンドのおもちゃで遊んできました。

いとこから譲り受けたものもあれば、親が気に入って買い始めた物もあります。その代表例がクアドリラ。YOSHIくんは、ひたすら積み木を組んでビー玉の流れるコースを作っていました。

市内にボーネルンドの遊び場ができたのは2020年9月、年長さんの時でした。コロナのおかげで思うように足が運べない時もありましたが、感染者数が少ない時期は足繁く通いました。自宅から電車を乗り継いで1時間以上かかる道のりも苦にならないほど、YOSHIくんは体を動かしたり、クアドリラを組んだりして、閉館時間までめいいっぱい遊びました。

プレイリーダーさんたちにも仲良くしてもらい、クアドリラについては、「先生」と言ってもらえるほど立派な装置を作り、プレイリーダーさんに見てもらったり、遊びに来ている他のお子さんたちに見せたりしていました。自分のクアドリラスキルを活かそうとクアドリラの説明本を作って、置かせてもらったりもしました。

学校とは別に、自分のスキルを認めてもらい、保育園時代と同じ気持ちで純粋に遊べる場は、YOSHIくんにとって大切な居場所なんだったと思います。

でも、2年生になり、次第にボーネルンドからも足が遠のきつつあります。気が付けば、周りで遊んでいるのは、自分よりも小さな子ばかり。たまに小学生と出会うこともありました、たいていは弟や妹の付き合いできたという様子。自分の居場所が移り変わりつつあることに気付き始めたようです。

ボーネルンドで遊ぶ機会が無くなっていくのは少し寂しいですが、大切なステップを踏ませていただき、たくさんの思い出もできました。目をかけ、一緒に遊んでくださったプレイリーダーさんたちに感謝であります。

 

習い事が多すぎる

小さいうちに身につけたものは財産になるし、頑張る意思があるなら、やった方がいい。本人が意欲を持っているのに、それを無碍にもできないと思って尊重するつもりで増やしてきました。これまで、本人が「やりたい!」というので意欲に任せて増やしているうちに6つにもなり、さすがに疲れ始めたようです。直近では、昨年11月から始めたプログラミング。それまでは、YOSHIくんも「増やしても大丈夫!」と言い張って、前向きに取り組んできました。でも、学校や学童で一日の大半を過ごす毎日が続き、自分の時間が欲しくなってきたのかもしれません。集団生活では、YOSHIくんの苦手な「規範意識」が求められます。それをとても窮屈に感じていることもわかっています。「一週間に6つは多い」とぼやき始めました。

YOSHIくんの心が折れないうちに、6つの習い事を整理していく必要が出てきました。これらを取捨選択しなければいけないわけです。でも、これは始めるよりも難しい。一旦止めてしまうと、今まで積み重ねてきたものが積み上げられなくなるだけでなく、崩れてしまうかもしれない。今まで投資してきたのは一体何だったんだという話にもなりかねません。また、これまでお付き合いしてくださった先生方との関係も大事にしたい。

YOSHIくんに、続けたい習い事を順位付けしてもらったら、概ねよしパパママの思いとは真逆の順位になっていました。つまり、よしパパママが続けてほしいと思っているものほど止めたいと思っているようです。本人の意思だけで判断させることでもありませんし、よしパパママとYOSHIくん3人での家族会議を経たうえで同意を得ることが必要になります。

習い事は、続けていけばいつまでも続けられるし、なんらかの目的やゴールをあらかじめ設定しておかなければ、引き際がわからなくなってしまいます。それは大きな反省点です。今一度、YOSHIくんはどこへ向かいたいのか。そのために、一つ一つの習い事で身につけたいことやその目標までの到達度合いを考えたうえで、ゴールを改めて設定しなければいけません。そして、毎日の生活の中で意欲を持って継続できる数に絞り込む。生活と目標のバランスをしっかり考える時期に来ているのかもしれません。

 

ゴリラ見に行く!

すっかりiPadでのゲーム大好きになってしまったYOSHIくん。昨年までは、単純なVoodooなどのゲームをいろいろインストールしては楽しんできました。YouTubeでいろいろなゲームを紹介してくれるので、困ったことに飽きることがありません。

2022年になってからハマったのが、ゴリラオンライン。3匹のゴリラと1人の人間が鬼ごっこをするオンラインゲームです。オンラインゲームの楽しさを知ったYOSHIくんは、よしパパまたはよしママを捕まえて一緒にゲームします。

そのゲームを通して、なぜかゴリラに興味を持ち、自ら「動物園に行きたい!」と言い出しました。目的はゴリラを見ること。これまで、あまり動物には興味はなく、自分から動物園に行きたいということはなかったので、よしパパママとも驚きです。まだ冬の寒さが残る3月の日曜日、3人で久々に動物園に行くことになりました。

やはり興味があるのはゴリラのみ。ゴリラがナックルウォークをしているのを楽しんでいましたが、それ以外の動物にはあまり興味なし。動物園のショップにあるゴリラのぬいぐるみが欲しいとまでいう始末。これまた驚きましたが、そのブームが長続きするとも思えないし、値段もそこそこ高かったので、そこは我慢してもらい、ゴリラの描かれた文具を買って納得してもらいました。

そのブームはそこそこ続きましたが、4月ごろにはソーセージレジェンド、にゃんこ大戦争へと移ろっていきます。

あんまりやってもらってもしょうがないよなと思ってしまうゲームもありますが、本人が楽しみを持ってがんばれるためには、そういったことも必要なのでしょうね。iPadゲームを楽しむ時間は制限しているので、満たされない部分もあると思いますが、自分なりにやるべきことをがんばって、あとは好きなことを楽しんでください。

cuboro教室に通っています

YOSHIくんがcuboroのWebサイトを見ていて、かねてから「cuboro competition に出たい!」と言っていました。でも、日本での開催予定の情報は特に掲載されていません。いろいろ調べてみると、国内のcuboroキュボロ教室で全国大会をしているらしいことがわかりました。

コロナやら年齢の問題やらいろいろありまして、2021年の秋から毎月1回のキュボロ教室に通うことになりました。

YOSHIくんにとっては、自宅遊びで培ったビー玉転がしの技術を披露する初めての社会的な場所となります。外の大人の方々や同年代の友達に披露することで、何かが広がればと思い、毎回50分のレッスンのために、片道1時間半かけて通うことにしました。

その教室では、先生もYOSHIくんの好奇心や気持ちを大事に考えてくださり、のびのびと、時には葛藤しながらcuboroに取り組んでいます。

競技としてのcuboroの点数を正確することは、とても難しいのです。日本には、正確に計算できる人が少ないため、全世界レベルの大会と同じ基準ではcuboro大会はできないのだとか。なので、日本ではローカルルール。あらかじめ定められたパーツを使って、できるだけ長時間かけてビー玉がゴールできるコースを作るというルールで全国大会が行われています。

そして、YOSHIくんも1年生ながら参加。今は参加者全員が一堂に会することはできませんが、各会場で計測したタイムを持ち寄って競うことになります。そこでYOSHIくんの出したタイムは7.51秒でした。YOSHIくんの通う会場では1位となります。おかげで、賞状もいただきました。でも、全国レベルでこの数字が、どの程度のものなのかは、よくわかりません。何週間かの間、結果を待ちます。

そして、先生から来た結果は、全国3位でした!全国の参加者は、80人程度。1位と2位は小学校高学年の子なので、1年生としては上出来です。これから、もっと楽しく続けられれば、良い結果につながるかもしれません。

でも、最近のYOSHIくんからは「ビー玉転がしに興味なくなってきた」なんて言葉が漏れることもあります。子供の興味や遊びは移ろって行きますからね。あまり無理せず、楽しめればと思っています。

 

公園ができました

YOSHIくんファミリー自宅前には、公園があります。その公園が、2020年10月からリニューアル工事をしていました。その工事は1年ほどで終わる予定でしたが、少し工期が延びていました。自宅マンションのバルコニーからは、その工事の様子が日々確認できました。少しずつ出来上がっていく公園の様子を見ながら、まだかまだかと心待ちにしていたのですが、2022年1月にとうとう完成し、オープンしました。以前よりも広くなり、新しい遊具も導入され、とても開放感のある公園に生まれ変わりました。週末には、子供たちの声で溢れます。

よしママは、毎朝YOSHIくんを学校へ送り出した後は、公園を走ります。公園の外周には周回できる通路があるので、ミニランコースとしてうってつけです。

最近は iPad & YouTube 大好きになってしまったYOSHIくんですが、週末には、休憩と称して家族で公園に行くようにしています。よしママ・パパは公園を走り、YOSHIくんは遊具で遊びます。

時々、クラスのお友達と会えることもあり、そのままYOSHIくんだけを公園に残し、よしパパママが帰ることができるようにもなりました。休日の朝、友達と待ち合わせして思いっきり遊び、そのまま自宅へ連れてくるようなこともありました。1年生の冬、そんなこともできるようになったのか、と感慨深くなりました。

でも、一番大好きなのは、iPad & YouTube です。YOSHIくんをなんとか連れ出し、公園で「遊ばせる」ような感じ。友達と会ってもつれないことも多いし、もっと楽しんでくれたらいいのになと思うのですが、遊びはもう、自分で選ぶもんね。あんまり親がとやかくいうことでもなくなってくるのかもしれません。

 

冬休みが終わります

連休のおかげで長くなった冬休みは、クリスマスイブの夜から始まりました。

最近はiPadが一番の楽しみなので、これといって欲しいものがはっきりしないYOSHIくん。自転車を買ってあげようかとも思ったのですが、今はコロナの影響で世界的な自転車不足。車種に拘らなければ、ないわけではないのですが、YOSHIくんが欲しいのは、11月の自転車教室で乗らせてもらったMARIN。この在庫がない。自転車店で聞いてみたら、注文しても最低でも数ヶ月はかかるだろうと。

もくろみが甘すぎたと思案していたところ、部屋の大掃除をしているなかで、2年ぶりくらいに見つけた「カラコロピタン! レゴブロックで作るからくり装置 」。買った当時はまだ早すぎたようで、あまり上手に遊べず、部屋の隅に追いやられていたのですが、今のYOSHIくんにヒットしたようです。でも、自宅にはカラコロピタンに必須となるLEGOがありません。サンタさんには、それをお願いすると言い出したのは、クリスマスの一週間前でした。今から探して買えるのか?と思いましたが、超定番おもちゃはどこにでもあるようで、調達には苦労しませんでした。

イブの夜はサンタさんに手紙を書き、リビングのテーブルに置いておきました。サンタさんに差し入れとしてりんごを1個。え?やっぱりサンタさん信じてるの?という感じでしたが、翌朝に期待通りのLEGOが届けれており、りんごが回収されていることに大喜び。そうか、サンタさんを信じているのか。

さらに、叔母さんからいただいたクリスマスプレゼントとして「メカメカツクール レゴブロックで作る実験マシーン 」を選び、冬休みの帰省にはそれを持っていき、めいいっぱい遊びました。あまり外で遊びたがらないYOSHIくんですが、雪遊びも楽しむことができ、良い休みになったでしょう。

いよいよ3学期が始まるのですが、学校生活にも課題が見られるようになってきました。忘れ物が多いのです。YOSHIくんは、あまり学校のことを話したがらないし、あまり介入しないようにしようと思って、持ち物のチェックもあまり細かく確認しなかったのですが、たまっていたプリントがあったり、親に見せるべきものを見せていなかったり、そのままでは困るなということが目につくようになりました。時間割だけではなく、今日やったこととそれに対して明日必要なものを考え、間違いなく準備できるように、一緒にやっていく必要がありそうです。3学期は、YOSHIくんが生活面でもう少しステップアップできるお手伝いに力を入れていこうと思います。

f:id:yoshipapan:20220109232554j:plain

 

「Tommorow Never Knows」を弾きます

通い始めたギター教室は、気がつけばもう2年近くも続いています。

最初はミッキーマウスマーチの合奏で「ド」だけをリズムに合わせて弾いてるだけだったのですが、今年の夏頃には「未来予想図Ⅱ」のコード進行に合わせて一音ずつ弾くようになり、秋からは「Tommorow Never Knows」の旋律に挑戦です。

先生が「ドーミーレーソーファー」などとイントロから旋律を歌ってくれるので、それを覚えて弾きます。大人が「へー」と感心してしまうほどよくスルッと覚えていき、多少詰まりながらですが、フルコーラスもひととおり暗譜で弾けるようになりました。

最初は、原曲のスピードには到底ついていけなかったのですが、それも次第に慣れていき、イントロなんかは原曲よりもずっと速く弾きます。

今、大好きなiPadのゲームをするためには、塾の算数と国語のプリント1枚ずつとギターの練習を済ませることが条件になっているので、毎日弾いていると、上達はあっという間です。

それ以外の時にギターを弾くことはなく、特に音楽が好きなわけでもない。好きなゲームや勉強をしているときは、BGMをかけると「気になる」と言って止めて欲しがります。不思議なものです。「音楽が好きで好きで弾きたい」という人がギターを弾いて楽しむのならわかるのですが、特に意欲を持っているわけでもないような気もします。でも、せっかくやるなら、上手くなりたい、そんな思いなのでしょうか。

ギターは、YOSHIくんにとってどんな存在で、これからどんなふうに彼の人生を彩っていくのか、想像がつきません。

f:id:yoshipapan:20211230234112j:plain

 

プログラミングしたい!

YOSHIくんには、時々Pythonでプログラミングをして見せてあげていました。少しでも小さいうちから親しんでおけば、当たり前にできるようになるだろうと思って。

最近はすっかりゲームが好きになってしまったので、ゲームしたいなら、自分でプログラミングして自分の思うように作りなさいと言い、ゲーム好きをプログラミングスキルに変換できないかと試行してきました。

この夏休みには、「Pythonでつくる ゲーム開発 入門講座 」の本を購入し、YOSHIくんに動かして見せてきました。自分でプログラミングすることは、まだできませんが、サンプルを動かしてみたり、文字や画像を変えたりしたら、自分の作った画像が出てくることを楽しんでいました。

Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ」も見せてみたら、意外と楽しんでくれて、一緒に読むことができました。

いつも通っている遊び場へ向かう途中に、ロボットプログラミング教室があります。これまで、あまり興味を示さなかったYOSHIくんですが、10月のある日、「ロボットプログラミングしたい」と言い出しました。

自分から「プログラミングがしたい」という意欲が芽生えたなら、しめたもの。「よろしい。やるがよい」ということで、自宅近くのプログラミング教室を探してみることにしました。

よしパパとしては、Scratchを使うことには、やや懐疑的だったのですが、小学生はやっぱりScratchを使う教室ばかりでした。小学生向けのロボット教室は、Scratch+LEGOか、Scratch+koovかのほぼ二択でした。体験でいくつかの教室を試してみたのですが、LEGOの教室は、メカ寄りのレッスンが中心だったので、プログラミング要素は、一年生には薄く。一方、koovはブロックの色がきれいで、YOSHIくんの心を捉えたようです。

そんなわけで、YOSHIくんの習い事がまた増えてしまいました。ロボットの動作をとおして、プログラミングの基本を楽しみながら覚えてくれればいいかなと思っています。

次はマインクラフトがやりたいらしいです。来たか!という感じですが、「pythonで作れるよ」と言って、次は「Minecraftで楽しく学べる Pythonプログラミング」を読んでもらっています。果たして、自分で作ってくれるでしょうか?

f:id:yoshipapan:20211230231312j:plain

 

7歳になりました!

誕生日だけは自分が主役の日だからなのか、YOSHIくんは2ヶ月ほど前からカウントダウンを始めました。「あと◯◯日、あー楽しみ!」と毎日話しています。万年カレンダーをカウントダウンモードにして、ほぼ毎日めくってきました。

保育園のときは、毎年の誕生日は偶然にも、4回とも毎年行事のあるSpecialな日でした。祖父母お招き運動会、保護者向け運動会、雨天順延になった保護者向け運動会そして移動動物園でした。いずれの日も、よしパパママはお仕事お休みをとって万全の体制でYOSHIくんをお祝いしてきました。

でも、今年は普通に学校のある日です。今年は何事もないだろうと思っていたのですが、学童保育で月イチで行われるお誕生会がその日にあたりました。特別な日に当たってよかったね。

プレゼントの準備も難しくなります。だいたい毎年ビー玉転がしをあげておけば食いついてきたのですが、最近はiPadゲームが一番楽しいようです。でも、欲しいもを尋ねると、かねてから主張してきた cuboro multi ということでした。cuboro のパーツで欲しいものが多く入っているのが multi らしいのです。

でも、cuboro は、今年からフルモデルチェンジしたため、cuboro multi は絶版です。cuboro なんてものは、欲しいと思ってもいつ手に入るかわからないし、作ってないセットもあったりします。あるいは、ネットで探すと法外な値段で売られていたりもします。

あんまり高いものは買えないよと思っていたのですが、cuboro multi がほぼ定価で売られているのを見つけました。これは押さえておかねば!と早々と購入。YOSHIくんにばれないようによしパパの実家へ送り、置いておきました。

誕生日の当日、渡すことができました。「おーっ」と喜んで遊んでくれましたが、その後はあまり箱を開けてくれません。やっぱりiPadには敵わないようです。高かったのになぁ。また遊んでくれるかな。

7歳になったということで、翌月からは、cuboro 教室へも通い始めることになりました。コロナが落ち着いてきて外出しやすくなったので、今しかない!とはるばる出かけます。これでまた cuboro 熱にも火がついてくれればいいのだけれど。

f:id:yoshipapan:20211230231206j:plain

ジェンダーフリーな環境だもの

2学期もまもなく終わろうとしていますが、2学期にあった出来事などを何回かに分けて書き綴っていきたいと思います。

今日は、2学期が始まってまだまもない頃の話。
YOSHIくんは「学校行きたくない」と言いながらも毎日がんばって登校してくれました。学校のことはほとんど話たがらないのですが、ある日、夕食の時にこんな話をしてくれました。
「児童集会で発表した」と。突然のことに「は?どういうこと?どんなこと発表したの?」と質問攻めです。
なにやら、道徳の授業で感じたことを短い作文にし、校内放送で行われた児童集会でそれを発表したようです。放送室には、「みんな行くんかと思ったら、自分だけやった」とやや不思議そう。1年生、3年生、5年生から代表が1人ずつ出てきて作文を読んだそうです。まぁ、しっかり文章も書けるし、物怖じしないし、ちょうどいいやということで、先生の白羽の矢が立ったのでしょう。

内容は、ジェンダーフリーの話。男の子だから男の子らしい色の服を着ないといけないわけでもないし、女の子だから、女の子らしい遊びをしないといけないわけじゃないという話。今、一年生の道徳でそんな観念をわざわざ教育してるのか、というのもやや驚きでしたが、LGBTなどは学校教育の中でも重要なテーマなんですね。
そういう意味では、我が家は完全にジェンダーフリーなので、YOSHIくんにもそういった意識は自然と備わっています。YOSHIくんの持ち物も、赤いものも多い。1年生用に用意された身につけるものなどは、だいたい青と赤になっていますが、YOSHIくんはだいたい「明るい色がいい」と赤を選びます。青が紺に近い色になっていることが多いので。保育園の時から、食器はミッフィです。

よしパパもキッチンに毎日立つし、よしママも仕事で忙しい。男だから、女だから何をすべき、どうあるべきというのはかつての社会通念とは違ってきているし、我が家はそういう意味ではかなり先進的?かもしれません。

そんなYOSHIくんは、大人になったらどんなジェンダー観を持つことになるのでしょうか。なにはともあれ、1年生として最初の発表の機会をいただけたことは、とても名誉なこと。自信を持って、学校生活を楽しんでくださいな。

f:id:yoshipapan:20211212222814j:plain

 

夏休みが終わりました

夏休みが始まる時から、YOSHIくんは大喜びです。人生初めての34連休。保育園には、そんな連休なかったもんね。よしパパママがお仕事のときは学童に行ってもらうのですが、学童もそんなに行きたくないようで、よしパパママができるだけ仕事を調整しながら休みを取ることにしました。実際、学童に行ったのは休みの半分程度だったでしょうか。

夏休み唯一のお出かけは、市内の民泊でお泊まりです。広々とした一軒家を借りてのびのびと過ごしました。夕食はもちろんお寿司。今や普通のツールになったデリバリーを使えば、どこでもおいしいお寿司を持ってきてもらえます。

それ以外はといえば、ほとんど自宅で過ごしました。人の多いところへ出かけるのはやはり難しいし、外で遊びたがらないし。

自宅で過ごすとなると、心配なのがゲームの制限です。夏休み前は、暇さえあればリングフィットアドベンチャーをしていて、ほぼ毎日そればかりでした。その総時間コントロールが悩ましいところだったのですが、夏休みに入った時の学校からのプリントに「テレビは1日2時間までにしましょう」と書かれていることを根拠に、それくらいにしようとYOSHIくんに言うと、本人も納得。与えられた2時間の枠をどう使うか、毎日一生懸命考えていたようです。

その2時間の枠の中で、よしママに貸してもらえるiPadのゲームとYouTube鑑賞が含まれます。iPadは、塾の算数と国語のプリントを1枚ずつ、ギターの練習を全部終えてからでなければ、貸してもらえません。しかも、1日あたり45分と厳しく制限されています。その45分のために、YOSHIくんはせっせとプリントやギターをがんばりました。さらにプリントに取り組むと、45分追加時間がもらえますが、それも2時間の範囲内で。残った時間はYouTubeです。1回あたり30分区切りで休憩というルールも守ることができました。YouTubeを見始める時に、時計を見て「◯時◯分まで」と宣言します。iPadYouTubeも多少オーバーすることもありましたが、概ね守ろうとする姿勢は感じとることができました。テレビ/ゲームのコントロールについては、概ねうまく行ったと言えるでしょう。

それ以外の大量に余った時間は何をするかというと、ベッドでゴロゴロ遊びです。残念ながら、外へ出て運動することはありません。ベッドの縁で寝て「落ちるー」と言ってよしパパを呼びつけ、救わせます。それを何度も繰り返すのです。20kg近い人を救い、ベッドへ戻すという作業を何度もというのは、腰に悪いです。

外へ連れ出そうと、何度も散歩に誘うのですが、なかなか首を縦に振りません。そこで、小高い丘までの散歩に来たら「iPad 30分」というインセンティブを提案してみたら、ようやく来てくれました。こんなことでも、iPadで釣らないといけないのですね。

f:id:yoshipapan:20210828225218j:plain

 

初めての個人懇談会でした

夏休みに入る少し前、YOSHIくん初めての個人懇談会がありました。よしパパママそろっての出席は、かなり異例でしょう。でも、心配は心配。初めての学校生活、先生からどんな言葉が発せられるのか、気になって仕方がありません。勉強のことはさておいて、学校の友達とちゃんと仲良くやっているのか、先生を困らせていないか、直接聞きたいところであります。

結果としては、目新しい話は特にありません。これまでの生活の延長上で、自分の世界に入ってしまって、よしパパママが困っていることは、学校でも同じだし、しっかりできていることはできている。

みんながわりと当たり前に使っている「残念」という言葉には、過敏に反応しているようで、学校でもとてもいやそうとか。同学年のお友達より、精神年齢が高いらしとの話もありました。よしパパママが一番心配していたお友達との関係の中で浮いていないかということに関しては、まだ1年生なので、そんなレベルの付き合いはないようです。その点は、ひとまずほっとしました。

勉強についてはよくわかっているので、「そんなん知ってる」などと言ってしまうらしい。よく知っていることをくどくど説明されることはいやなので、そうだろうなぁという感じ。先生としては、「みんなと一緒に勉強できれば...」という言葉がありました。

学級を運営していく立場としては、当然のコメントでしょう。26人もの生徒を束ねて一様にカリキュラムを消化していくためには、そうあってくれることが都合がいいですから。いや、そうでないと学級運営なんてできないでしょうから。

でも、「教育」とはそういうものなのでしょうか?

数十年前は、そんな教育でよかったかもしれませんが、今、社会で生き抜いていくために必要なことは、そんな「良い子」になることではないはずです。

先生が教えやすいように自分の学びの速度を調整したり、自分の興味や努力にかかわらず、背景も学びの方法も違う友達に合わせながら課題に取り組むことも、学びの一つかもしれませんが、それでは本人が学びたい意欲をそぎ落とし、興味のスイッチを切って、周りの様子を見ながら、なんとなく先生から課せられた作業をこなしていくことが一日の大半を過ごす学校生活となってしまいます。

これまで、YOSHIくんについては、世の中にあるもの全てに対して、興味や好奇心を原動力にして、自ら学びを掴み取っていくことをしてもらってきました。それが、学校という枠にはめられ、束縛されることで、毎日の学びが「消化試合」になってしまいます。よしパパが小学生のときもそうでした。YOSHIくんは「手もあげてくれますし」と先生の評価もありましたが、よしパパは3年生の時に手を挙げるのをやめてしまいました。

YOSHIくんもいずれ、自分の学校生活への傍観者になってしまいかねません。そうならないよう、家庭でできることを考えていかねばなりません。

f:id:yoshipapan:20210726231120j:plain